日常

コメダ珈琲店での心温まるひと時

コメダ珈琲店で遅めのモーニングを楽しんでいた時のこと。

今回行ったのは、福岡県柳川市の西鉄柳川駅近く、ゆめモール内にあるコメダ珈琲店。

いつ行ってもコメダ珈琲店は賑わっていますが、そんな中、私の前の席に年配のご夫婦が席に案内されてきました。
常連さんのようでしたが、ご夫婦は手話で会話をされていました。
席に案内していたスタッフさんは、同じように手話を交えて会話をされていました。
注文はもちろん、コメダのお得なコーヒーチケットのこともお話しされていたようでした。

以前、私もインターネットの契約や、PC周辺機器、携帯電話の契約などのスタッフをしていた際に、聴覚障害のある方にインターネットと無線ルーターの対応したことがあります。
インターネットと無線ルーターの話なんて、日常会話でもなく、導入するとき、変更するとき、困った時などと、専門的なお話をするので、私は筆談と下手な絵を描き、なるべく口をしっかりと動かして、読み取りやすくし、相手の方は、身振り手振りと、なるべく言葉で伝えようと努力していただいた記憶があります。

当時、スマホもまだ出始めのガラケー全盛期で、ADSLのインターネットが繋がらないと困っておられた時は、契約プロバイダを教えてもらい、私からコールセンターに電話し、コールセンターにFAXで対応してもらえるように交渉したことを覚えています。
(インターネットの契約は違うお店で契約されていたため、全くの部外者の立場でした。)

当初、プロバイダ会社から「電話でしか対応できない」「もしくはメールで問い合わせしてください」と回答されてしまいましたが、
・電話ができない。
・インターネットが繋がらないからメールが出来ない。
・契約者からしか対応できない。
状況で、お客様はどうしたらいいですか?と逆にコールセンターに問いかけ、コールセンターからの折り返しの電話を待ち、やっとのことでFAX対応をしてくれることとなり、安堵しました。

今までTVや本、新聞やそして人からの情報が主だったところに、PCとインターネットがでてきた事で、自分で知りたい事を、人を介さず自分で調べることができ、そして、新しい情報もどんどん表示されることで、自分で世界を広げられることが出来る様になります。
インターネットが障害がある人にとって、もっと活用されるべきだと感じ、とても必要なものだと思いました。

今では、PCだけでなく、スマホも持ってて当たり前の時代になり、誰にとっても必要不可欠のものになり、
さらに便利になろうとしています。

そんな中、今日のコメダ珈琲店で食事を楽しまれているご夫婦に、店員さんが手話で対応してくれる事でスムーズな会話ができることって素晴らしいことですね。

注文はメニューの指差しでも可能になりますが、商品のことを聞いたり、お得な情報を気軽に聞ける相手がいることってとても嬉しいことです。

最近は、マスクを着けるのが普通の生活のため、口の動きを見せるのが難しい中で、コメダ珈琲店の女性のスタッフさんが、元々手話ができる方なのか、最近手話を覚えられた方なのかは分かりませんが、心温まる対応で、そして楽しそう食事を楽しまれるご夫婦に、こちらも嬉しく思いました。

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